ドラゴン危機一髪’97

お陰様で父の体調も良く、土曜日に退院する運びとなりました。心配して下さったみなさん、どうもありがとうございました。
さて、10月に入り父の入院があったにもかかわらず、ポスペやらリヴリーのハロウィンイベントやらニニさんのハロウィンコスプレやらに浮かれている私なのですが、実はもうひとつ「マイブーム」とも呼ぶくらいハマっちゃっているものがありまして…。こう書いて、お気づきの方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、そう!9日に見た「セブンソード」で、前からなんとなく気になっていたドニー・イェンにこのところメロメロなのでございますよー。(笑)
そこで、ビデオ屋でドニーさんが出ているビデオ(DVD)を探したんですが、今やアジア映画は韓国ものに押されて香港もののスペースはほんのわずか…。そんな中、やっとみつけたのが、この「ドラゴン危機一髪’97」という映画なんですがねー。
タイトルに関して言えば、英題が「THE NEW BIG BOSS」ですから、あのブルース・リーの「ドラゴン危機一髪」の英題「THE BIG BOSS」と同じという事でこの邦題に落ち着いたのではないかと思います。内容も盗賊団のボスとの対決を描いているので、同じと言えば同じなんですが、リメイクというわけではありません。
で、ですねー。なんとこれドニーさんが監督までやっているという映画でして…まあ、大抵こういう場合、それなりな作品に仕上がっているわけなんですけど…。はっきり言いまして、アクション好きな人は燃えるが、純粋に映画を楽しみたい人には、ちょーっとどうかなあ…(^_^;)という作品でございました。
ストーリーは、パッケージに書いてある通り…
「ビッグ・ボスは俺が殺る!若き刺客を前に今明かされる伝説の武闘家の恐るべき過去!」
ってな内容なんですけどね。
ブルース・リーおたくのドニーさまが、とにかく暴れまくる…それも編集で速度をいじってある部分もありなのか、とにかく早い。さすがに「マッハ王子」の異名を取るだけはあると思うんですが、逆に早すぎて、もっとじっくり見せてくれよーという感じ。
ストーリーももっと練っていれば、それなりに面白かったと思うんですけど、冒頭から時間軸や人間関係がわかりにくく構成にもうひと工夫欲しかったですね。まあ香港映画だってことはわかってあえて言ってるんですが…。
でも私としたら、ドニーさまのメイクなしのお姿が眺められただけでも良かったかなー。途中プロモーションビデオのような草原にひとりたたずむ俺なのさ~♪みたいなシーンやらヒロインとこれでもかーというくらいの長いキスシーンなどもあって、それなりに燃えちゃったりもしましたし、最後のラスボスとの岩場で波に打ち付けられながらの決闘も身体張ってるなーとひたすら感心してしまいました。
でもねー。ラストのヒロインの扱い方って…あれで良かったのかなあ。私は先にネットであらすじを読んでいたので知っていたのですが、知らないマクタロウは唖然としていました。まあ香港映画ですからねっ!このくらい凄まじくないと逆にダメなんですかねー。(笑)あとは音楽…。これも香港映画の宿命か…安っぽいシンセが、ずっと鳴りっぱなしで、ちょっと悲しかったかなー。
出来ればねー。次はメイク無しのドニーさまのアクションを、普通の監督が撮った映画を見てみたいですねー。
<参考サイト>
Donnie Yen's official Website
ドニーさんの公式サイト。奥さんと子供の写真あり。
萍水園~細路希的秘密院子
最近のドニーさまの大きな画像あり!!
「セブンソード」のパンフレットに記事も書いている若林亜紀さんのブログ
← ポチッと押して貰えるととっても嬉しいな!
- 関連記事
-