01 2016

Blu-Rayで「ハイネケン誘拐の代償」

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サムが出演している映画「ハイネケン誘拐の代償」を午後からBlu-Rayで鑑賞。
実際に起こったオランダのビール王ハイネケン氏の誘拐事件を犯人側からの
視点で描いたサスペンスドラマ。

私が住んでいるところでは公開されなかったので、今回が初見でした。
会社が倒産してお金に困った主人公コル(ジム・スタージェス)は、
仲間3人と共に世界的なビール王ハイネケン氏の誘拐を思いつき実行。
運転手と共に誘拐に成功するが、一向に身代金は払われない…焦る主人公達。
次第にこの誘拐は間違っていたのかと言う思いに苛まれ、それぞれに溝が出来はじめる。

サムは主人公と最後まで行動を共にするナンバー2的な役ヴィレムを演じているんですが、
これがちょっと気が短くてキレ気味、弱気になっている主人公に発破を掛け
逃げようとするところは、サムらしいって言えばサムらしいんですけど…
なんというか内面的な葛藤とか描かれているわけではない(そういう映画ではなかった)
ので、なんだか筋を追っているだけで物足りないって感じなんですよね。
本当に、もうちょっと犯人たちの心情に突っ込んでも良かったと思うんですけど、
その辺が中途半端でねえ。
お金貰えない→ヤバイ→逃げるっきゃない?…って顛末と
主人公の家族をちょっと描いて同情引いちゃおうかなあって感じの作り。
私はハイネケン役にアンソニー・ホプキンスがキャスティングされている点で
犯人とハイネケンの心理的攻防とかが描かれるのかとばかり思ってたんですけど、
ハイネケンさんもアンソニー・ホプキンスが演らなければ、単なる頑固おやじってだけ。
要するにハイネケンさんは、誘拐されたことに腹を立てている普通のおっさんで、
なにもアンソニー・ホプキンスがわざわざ演らなくても良かった役なんですよね。
むしろハイネケンさんは、もっと普通の役者さんに演って貰って、
もっと犯人たちの葛藤やら焦燥やらを際だたせて描いていれば
面白くなっていたのではないかと思います。

サムの役も父親が昔ハイネケン氏の元で働いていて、ハイネケン氏を尊敬し、
昔撮ったツーショット写真を来客に見せては喜んでいるって言う人で…
そういう父親が卑屈に写って我慢出来ないって言う息子って設定は良いんですけど、
それが誘拐、逃亡のエピソードに生かされてないんですよね。
設定を振っておいてそのまんま…みたいなね。

メイキングを見ると、サムは自分が演じた人物に直接会って、いろいろ聞いて
自分なりに役をふくらませて演じたそうで、サムの演技に掛けるひたむきさが
伝わって来て良かったのと、アンソニー・ホプキンスのインタビューで
サムの名前を挙げて、演技が良いと言ってくれたのも収穫ではありました。
この出演が次の映画の糧となって、より一層演技に磨きを掛けてくれたらなあと思います。
評価は★★☆☆☆。ファンなのにちょっと厳し過ぎる?

ハイネケン誘拐の代償(2014)
KIDNAPPING MR. HEINEKEN
メディア 映画
上映時間 95分
製作国 ベルギー/イギリス/オランダ
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2015/06/13
ジャンル サスペンス/ミステリー/犯罪
映倫 G
監督:ダニエル・アルフレッドソン
製作:マイケル・A・シンプソン  ハワード・メルツァー ジュディ・カイロ
原作:ピーター・R・デ・フリース
脚本:ウィリアム・ブルックフィールド
撮影:フレデリク・バーカー
プロダクションデザイン:ユベール・プイユ クリス・ストール
衣装デザイン:カトリーヌ・ファン・ブリー
編集:ホーカン・カールソン
音楽:ルーカス・ビダル

出演:ジム・スタージェス コル・ヴァン・ハウト
サム・ワーシントン ヴィレム・ホーレーダー
ライアン・クワンテン ヤン・“カット”・ブラート
アンソニー・ホプキンス フレディ・ハイネケン
マーク・ファン・エーウェン フランス・“スパイクス”・メイヤー
トム・コッケレル
ジェマイマ・ウェスト
ダーヴィッド・デンシック



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