映画

映画「ラストナイツ」

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「CASSHERN」の紀里谷監督よる日本の忠臣蔵を下敷きに、
悪徳な大臣の陰謀により君主(モーガン・フリーマン)を失った
ラストナイツ=最後の騎士たちが君主と一族の名誉を回復のため
仇討ちを果たすアクション・コスプレもの。

コスプレとは言っても、時代も設定も特にないどことなく西洋の中世が舞台。
キャストも白人、黒人、日本人、韓国人、マオリ人と多種に渡り、
ファンタジーを思わせるような感じでした。
これだけの雑多な人で構成されている王国であるのに、違和感なく世界観
を描きだす紀里谷監督の手腕は、アクションシーンでも惜しみなく発揮され
見たい映像を見たい構図で見せてくれて気持ちがいいくらい。

また国を追われ、騎士を捨てて、やつれ果てて日々を送る主人公ライデンを
「キングアーサー」「ザ・バンク」「トゥモロー・ワールド」で苦労の人を
演じたクライヴ・オーウェンが今回も熱演!
忠臣蔵が下敷きになっているので、映画後半彼が君主のために
立ち上がるのは日本人にはわかっちゃいるのですが、そこはそれ!
見事に観客をいい意味で騙してくれているところに脚本の巧さを感じました。
敵役の大臣の騎士イトーを演じている伊原剛志さんの表情もニヒルに撮れてるし、
また敵とはいえ、彼も騎士道を貫いているまっとうな人間って設定がいいんだなあ。
最後のライデンとイトーの戦いもとにかく絵がカッコよくてしびれること間違いなし。
この戦いの結末はパンフレットによると伊原さんの申し出でそういう事になったそうです。
…って伊原さんが一番、この作品のテーマをわかってたってことか!!

ライデンの右腕コルテス副官を演じるクリフ・カーティスの存在感も良いし、
少年兵ガブリエルの成長もまさに王道。
ホントに王道をすべて詰め込んだ仕上がりになってます。
まさに礼節を重んじ、騎士道に生きた男たちにしびれろ!って感じでした。
悪役のギザ・モット役のアクセル・ヘニーさんも本当に憎たらしくて上手かった!!
彼が憎たらしければ憎たらしいほど最後のカタルシスが倍増するんですよねえ。
次回作が気になったので調べてみたらマット・デイモンの「オデッセイ」に
出ているみたいなので期待しちゃおうかなあ。

最後に…この映画、スタッフの多くが韓国の方でエンドロールを見て驚きました。
撮影がメキシコ出身のアントニオ・リエストラと国際色豊かで、このような素敵な
映像美が楽しめたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

監督:紀里谷和明
製作:ルーシー・キム 紀里谷和明
製作総指揮:ケイト・ホン アンドリュー・マン バリー・ブルッカー
スタン・ワートリーブ
脚本:マイケル・コニーヴェス ドーヴ・サッスマン
撮影:アントニオ・リエストラ
プロダクションデザイン:リッキー・エアーズ
衣装:ティナ・カリヴァス
音楽:マーティン・ティルマン
サットナム・ラムゴートラ
ニコラス・ナイトハルト
音楽監修: アンディ・ロス

出演:クライヴ・オーウェン /ライデン
モーガン・フリーマン /バルトーク卿
クリフ・カーティス /コルテス
アクセル・ヘニー /モット
ペイマン・モアディ
アイェレット・ゾラー
ショーレ・アグダシュルー
伊原剛志
アン・ソンギ


 今日のメモ

映画の後、はなまるで夕飯を食べて、ユニクロ、ダイソー、エディオンで
買い物して帰ってきました。帰宅後ニニさんのお湯パーマをやりました。

 今日の更新

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Comments 2

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にいな

見て来られたんですね!
ラスト・ナイツってタイトルがラスト・サムライの二番煎じ?と感じたり、
CASSHERNの世界観がイマイチだった(俳優さんたちの演技は良かったけど)私は、紀里谷監督がハリウッド映画撮って大丈夫なの?と心配してたんですが、マクノスケさん的には意外に良かったんですね?
クライヴ・オーウェンと伊原さんの対決とか、それは見てみたいですね!

マク→にいなさん

にいなさんへ

私はそうでもなかったんだけど、マクタロウが「CASSHERN」が好きで…
紀里谷監督の才能を買っているので、見に行ったら、映像も抑え気味で
モノトーン画質がシックでイイ感じなんですよ。
世界観も人種は入り乱れているけど、基本中世のどこかって感じなので(架空だけど)
( ちゃんとチェコでロケをしている! )
「キングアーサー」を見るような感じで割と入って行きやすかったですよ。
それをクライヴ・オーウェンが「キング・アーサー」の時のような苦悩に満ちた
演技でやってくれているし、とにかく騎士道1本にテーマを絞っているところが
ブレていなくてそれを描き切ったって感じでした。
聞いた話だと「CASSHERN」を見たハリウッドの人から撮らないかって誘われた
そうで、監督名を知らなければ、ハリウッドの誰かが撮ったと思えるような映像でした。
とにかく伊原さんがあの中にあって互角の演技を見せているところも買いの映画でした。