映画「イミテーション・ゲーム」(6/17追記)

今日はマクタロウと「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を
見に行って来ました。もちろんバッチさん目当てです。(笑)
「裏切りのサーカス」と言い、あーいう役は本領発揮で実に良い!
チューリングを尋問する刑事の役で最近ハマっている海外ドラマ
「ナイトメア」のフランケンシュタインの怪物役のロリー・キニアが出ていて
ときめいてしまいました!
スター・ウォーズのスピンオフの音楽担当に決まった
アレクサンドル・デスプラの曲もとても素晴らしかったです。
…(つづく)
[2015/06/17追記] (ねたばれ注意)
バッチさん扮する天才チューリングが人とは相容れない性格というか変わり者で
物事の常識すら部分的にわかってないと言うところはシャーロックを彷彿とさせていて
"だから、バッチさんなんだー"とファン目線で見られたのも良かった!
でも、それは幼い頃、自分の事をもっとも理解してくれ、想い続けた少年が、
自分に彼の秘密を打ち明けてくれなかったこと、そして先に旅立ってしまったことが
更に彼の精神的なものに影響を与えたんだと思うと、そこが一番切なかった。
そしてチューリングの幼少時代を演じているアレックス・ロウザーくんも彼の心の中にある
動揺を隠す演技が抜群に上手かったです。
エグニマ解読のために各分野の天才の人達が集まり、その中でも浮きまくるチューリング。
それを理解してくれていたのが、これまた女性の天才肌のジョーン。( キーラ・ナイトレイ )
まあねえ、今だって女で頭が良いと男性からよく思われない節があるし…
当時だったら彼女だって相当の変わり者に思われていたことでしょう。
そんなふたりが結婚しても…チューリングはそっち方面の人なので
いろいろと問題が出てくるのは当然とも言えます。
やがてエニグマ解読は成功し、喜びに沸くバッチさんたちだったけど、
「解読されたのがドイツにわかると暗号を変えられてしまう」と言う事実に直面。
今度は、バレてないように見せかけるために、助ける人と助けない人に分け
人の命をふるいに掛けなければならなくなってしまうと言う事に苦悩することになるんですが、
解析チームの仲間のひとりが、作戦の為に自分の身内を犠牲にしなければならず、
助けて欲しいと言ってすがるシーンに泣かされました。
やがて戦争が終わり…冒頭のシーンに戻り同性愛の罪で逮捕されたチューリングは
研究のためにホルモン注射を打つ道を選びます。身も心もボロボロになった
彼の傍らには彼がエグニマ解析に使った解読機が置かれていました。
解析機の名前は「クリストファー」。
彼が生涯に渡り忘れる事が出来なかった少年の名前でした。
追記に作品情報を載せてあります。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014)
THE IMITATION GAME
メディア 映画
上映時間 115分
製作国 イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2015/03/13
ジャンル サスペンス/戦争/伝記
映倫 G
挑むのは、世界最強の暗号――。
英国政府が50年以上隠し続けた、天才アラン・チューリングの真実の物語。
監督:モルテン・ティルドゥム
製作:ノラ・グロスマン イドー・オストロウスキー テディ・シュウォーツマン
製作総指揮:グレアム・ムーア
原作:アンドリュー・ホッジェズ
脚本:グレアム・ムーア
撮影:オスカル・ファウラ
プロダクションデザイン:マリア・ジャーコヴィク
衣装デザイン:サミー・シェルドン・ディファー
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ ( アラン・チューリング )
キーラ・ナイトレイ ( ジョーン・クラーク )
マシュー・グード ( ヒュー・アレグザンダー )
ロリー・キニア ( ロバート・ノック刑事 )
アレン・リーチ ( ジョン・ケアンクロス )
マシュー・ビアード ( ピーター・ヒルトン )
チャールズ・ダンス ( デニストン中佐 )
マーク・ストロング ( スチュアート・ミンギス )
ジェームズ・ノースコート
トム・グッドマン=ヒル
スティーヴン・ウォディントン
アレックス・ロウザー
ジャック・バノン
タペンス・ミドルトン
今日のメモ
今日は映画のあと「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」(1)をレンタルして
見たりしていて遅くなり、眠くなってしまったので感想の続きはまた明日以降に
追記します。
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