マクノスケblog
マクノスケ

スター・ウォーズ、マーベル、映画、ドール、リヴリー大好きおたく主婦の日記。

小説「木暮写真館」下巻

2015年02月26日
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いや~イッキに読んじゃいました。
これ上巻の第2話が私的には一番泣けたんですが…
下巻にも主人公英一と弟ピカこと光の病気で死んだ妹風子への
いきさつで泣かし処が用意されています。
上巻からすこ~しずつ蒔いて来た種をイッキに発芽させて花開かせる
宮部さんの筆致はさすがとしか言いようがなく、また泣いてしまいました。
やっぱここでも人の中に潜む「毒」と「優しさ」「弱さ」の対比が絶妙でいいんですよね。

最後もねえ。その前の前の段階から「予兆」として結末をほのめかしてるもんだから
途中で辞められなくなっちゃうんですよね。まさか…「誰か」みたいな事件は解決するけど
あの人物の…どす~っっと来るいや~な感じみたいなのは勘弁って思っていたら
ちょっと甘酸っぱい感じで良かったかな。
まあその前の法事のシーンは痛快を通り越して宮部さんの激しさを感じちゃったけど。
読んでいる最中も主人公の英一くんが「これは杉村三郎さんシリーズの高校生版か?」
と思うくらい、なんだか三郎さんを若くしたようなキャラで(親切で人が良いところ)
解説の宮部さんのインタビューを読んだら、宮部さんの視点が
「愛より親切」に移って来てたのね。成る程納得。

しかし宮部さん今回も映画愛半端なかったなあ。
「物体X」やけに引用するなあと思ったらカーペンターのファンだったんですね。
(あとがきに書いてありました。)他にも「ゴジラ」シリーズのパロディ映画が
登場したり果ては「ガメラ 大怪獣空中決戦」まで登場。
マニアック過ぎるだろ!と思ったけど「ガメラ」の金子監督が
宮部さんの「クロスファイア」の映画も監督してるんだから
全く縁がないというわけでもないか~。



[作品に登場した映画]


アイアンジャイアント 予告編


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マクノスケ
この記事を書いた人: マクノスケ
1960年生まれ。蠍座。AB型。左利き。
スター・ウォーズ旧3部作、 ギレルモ・デル・トロ、ドール、リヴリー、
サム・ワーシントン!…好きの静岡在住の専業主婦。
若い頃、アニメの撮影をやってました!
1993年より関節リウマチ闘病中
リウマチの経過や詳しいプロフィールはこちらから。→ プロフィール

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コメント2件

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ヒッシー

物体Xと小説がまったく繋がらないんですが(笑)
そんな内容・・・じゃないよね

2015年02月26日 (木) 22:28

マク→ヒッシーさん

ヒッシーさんへ

内容は心霊写真の謎を解いていくのがメインなんですが…
主人公の親友のお父さんが観る人によって違う芸能人に似てると言われる
と言うところから「物体Xみたいだ!」というようなたとえで何回か使われています。
大学の映研で自主映画「ゴプラ」を作っているという展開に「ゴジラ」のパクリじゃ?
とか、グループで動物園に行った時に親友が青いメタリックのつなぎを着ているのを
みんなに「アイアンマン」(←みんな映画に詳しくないので勘違い)と言われるんですが
お店の店員に「鉄人28号」と言われたけど自分としては「アイアンジャイアント」
のつもりなんだけど…と言う会話が出て来ます。
その映研の怪獣映画にエキストラ出演することになった主人公の友達が「ガメラ
大怪獣空中決戦」の橋のシーンの中山忍の演技を参考にしたというくだりもあります。

2015年02月26日 (木) 23:00

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