映画

アメリカン・ギャングスター

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【マクノスケ】
一番以外だったのがラッセル・クロウ演じる刑事のリッチーがインテリだったって事!
でもラッセル・クロウがやるとインテリな暴れん坊デカもありに見えてくるのが不思議。
それだけ演技力があるって事なんでしょうねえ。
対するデンゼル・ワシントンも堂々とした風格。
この映画の展開上、悪役とは言え、彼には彼の悪の哲学があったという描かれ方をしているから、デンゼル・ワシントンのような悪でも良い人に見えてしまうキャラが返って良かったかもしれません。

フランクの家族(奥さんや母親)は、フランクの行いが悪と知りつつ、豪華絢爛な生活に酔いしれます。それが最後ツケとなって返ってくるところが切なかったですよね。フランクとリッチーの人生を対比させ、綿密に描く手腕もさすがなら、ラストの銃撃シーンの見事な事と言ったら、やっぱりリドリー・スコットってすごいなあと感心する力の入った1本でした。あ、久しぶりに「悪」のキューバ・グッディング・ジュニアを見ました。(笑)


【マクタロウ】
冒頭からの人物紹介、設定の説明、徐々に主人公二人のキャラクターを描いてゆく手際が見事だ。
ギャング、フランク(デンゼル・ワシントン)と刑事リッチー(ラッセル・クロウ)、信じるもの、善と悪の違いこそあれど、型破りな手段によって実力を発揮していく様は合わせ鏡のよう。
かたや刑事として正義を貫くあまり、仲間から疎まれ、かたや麻薬の入手ルート、品質にこだわり他の組織から狙われる。
この二人がやがて接点を持ち、追う者と追われる者という立場になっていく。
よくある展開ならば、お互いに「脅し」や「警告」などをしつつ、話が進みそうなものだが、本作では逮捕の瞬間まで二人が顔を合わせることがない。実話がベースということもあるだろうが、面白い展開だ。
アクションも抑え気味で、クライマックスのアパート襲撃までは派手なシーンもほとんどないが、それだけにこのシーンの緊張感は素晴らしかった。
リドリー・スコットも今や巨匠になりつつあるのだなあ、と感慨深い作品の出来だった。


■暗黒街のカリスマと、正義をつらぬく刑事 その道を進むのなら、俺を倒してから行け
[監][製]リドリー・スコット
[総][脚]スティーブン・ザイリアン
[製]ブライアン・グレイザー
[出]デンゼル・ワシントン ラッセル・クロウ キウェテル・イジョフォー キューバ・グッディング・ジュニア
[制作データ] 2007米/東宝東和 [上映時間] 157分・R-15




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