映画

トロイ

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【マクノスケ】
ブラピがギリシャ軍のアキレス(あのアキレスのかかとの人です)を演じ、 オーランド・ブルーム&エリック・バナ兄弟率いるトロイ王国と戦うわけですが、 世相を繁栄し過ぎていて史劇としての壮大さに欠けるとでも言いましょうか… ちょっと説教臭くなっているのが残念でした。

映画はギリシャ軍とトロイ軍を中立な立場で描いているのですが、 それがかえってマイナス。ブラピにもオーランド&バナ兄弟にもほどほどに肩入れして見てしまうので、 主人公であるブラピの良さが引き立たないんですよね。
私としてはもっとブラピを中心に彼の心の葛藤と人間としての成長を描いて欲しかったと思いました。

またアクションも1対1の対決はなかなかなんですが、群集シーンがいまひとつ…。
ただ女性にはそれぞれの男優のすばらしい筋肉美を拝めるというお楽しみがあるのでウケはいいのではないかと思います。
(ブラピの身体に惚れ惚れ!)
あと…ショーン・ビーンが思った以上に出番があって、ボロミアファンとしては、ちょっと萌えました。(笑)
オーランドの活躍と言い「指輪」ファン萌えの1作になることは間違いないでしょう…
そういう見方って邪道なのはわかっているんですけどね…。


【マクタロウ】
とりあえず2時間30分あまりの長丁場、飽きることなく観ることができましたが、 「良かったか」というと、そうとも言えない出来です。
主人公は一応アキレスなのですが、敵であるトロイ側の人物も、ギリシャ側と同じ配 分で描かれているため、どっちつかず、中途半端な印象を受けました。
制作者の意図としてはこの戦争を両側から描くことにより、より(戦争の)悲劇性を 出したかったのだと思いますが、成功しているとは言えないと思います。
この制作者の意図はセリフにも顕著に現れていて、何度も「残された妻や子供・・ ・」とか「殺した兵士にも家族が・・・」といった言葉が出てきます。
これは明らかに9.11以降のアメリカを映し出すセリフでしょう。それ自体は悪い ことではないのですが、何度も直接的なセリフを登場人物に言わせるのはスマートと は言えず、ちょっとウンザリしてしまいました。

映像としては、デジタル技術のおかげで壮大なスペクタクルを楽しむことが出来ま す。
ブラッド・ピットの殺陣は華麗で、かっこよかったです。特にアキレスとヘクトルの 一騎打ちは一番の見所でしょう。

■それは史上最大の「愛」のための戦い
製作・ウォルフガング・ペーターゼン
監督・ウォルフガング・ペーターゼン「Uボート」「パーフェクトストーム」
脚本・デビッド・ベニオフ
音楽・ジェームズ・ホーナー「タイタニック」「パーフェクトストーム」
出演・ブラッド・ピット エリック・バナ オーランド・ブルーム ディアーヌ・クルージェ
2004米 ワーナー/163分



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