23 2013

CSで「サンシャイン2057」見ました

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2007年イギリス・アメリカ映画。
監督は「28日後…」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル
今(2007年)から50年後、太陽の死滅が近づき、人類存亡の危機を迎えた危機を
救うべくイカロス2号が男女8人に乗組員を乗せて太陽に向けて旅立った。
太陽まで近づいた時、7年前に消息を絶ったイカロス1号の
救助信号をキャッチした…。

なんで邦題だけ2057なんて数字が付いているのか全くわからなかったんですが、
あとから調べたら、封切られたのが2007だとわかり、
あ、2007年の50年後だからわかりやすいようにそうしたのか…って。
でも2013年時点で、もう、さっぱり意味がわからなくなっちゃってるわけだから
余計なもん付けるなーって事ですよねえ。(笑)

で、まずキャストがいいんです。
「ウルヴァリン」ではイマイチだった真田広之さんが
出番は短いながら、船長のカネダ(!)役を抑えた演技で良い味出してます。
ホント「ウルヴァリン」の100倍くらい味のある役でした。
あとは日本では脇役扱いのキリアン・マーフィー!
実質、主役ですね。あの吸い込まれるような瞳!
たぶん、ボイル監督は彼の瞳にインスピレーションを受けて、
この作品を作ったんじゃないかと思う程、ハマり役でした。
それからエンジニアメイス役でキリアン・マーフィー演じるキャパと、
ライバル関係になるクリス・エヴァンス・キャプテン・アメリカ!
いや~、こう、ヒューマン・トーチ同様、ちょっとやなヤツなんですが…
憎めないんだなあ。あとはミッシェル・ヨー姐さんやクリフ・カーティスなど
脇キャラも、閉ざされた空間と迫り来る制限時間の中で追い詰められていく様子を
臨場感たっぷりに演じてくれていて、お!結構、良い映画だったのでは!
と思っていたら…

これが…四分の三くらい行ったところでホラー映画に大変身。
このホラーの元凶になったキャラを演じてるのがマーク・ストロング
結局、よく写らないので、本人かどうか全然わからないのがミソ!
で、また、なぜこの人があんな風になってしまったのかも謎で、
いささか消化不良な部分が、この映画の弱さだと思うのですが、
それを除けば宇宙船イカロスのVFXや船内のセット、
映像も見応えたっぷりで、映画館で観なかった事を後悔しました。
ホラーの元凶の彼が、大いなるものを目にしたとき、それに圧倒され、
自分が選ばれし者という考えに至り、人類抹殺…を考えるようになった…
それに至る動機も、映画の予期しない急展開に気を取られてしまうこちら側には、
イマイチ伝わりにくかったようにも思いました。
…って、宇宙船の名前をイカロスにしなければ、
あんなに苦労しなくてすんだんじゃあ?(←もちろん、ジョークです。)

以下追記:ネタバレあり注意!(2013.10.23)

ブログを書いてからマクタロウとこの映画についていろいろ話したのですが
ひとつの結論に達したのでそれを書いておきます。
まず気づいたのはイカロス号のフォルムです。
これは「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号と同じ精子を象った物であり
それが太陽に向い核爆発を起こし人類再生へ向かうと言う事は、
まさに太陽は卵子であり、その融合で死につつある生命が再び
誕生する事になるということになるのでは?と考えてみました。

となると、多くの精子の中から卵子に辿り着けるのはただ1つであり、
イカロス1号、2号で起こったことは、精子同士の戦いだったということに
なるわけで…生き残れるのは1人ということになります。
最後のキリアン・マーフィーのまばゆい光に包まれたビジュアルは
生命再生の誕生の歓喜に包まれる姿だったのかもしれません。
ここで疑問になってくるのは、ピンバッカー(イカロス1号の船長)の
存在ですがこれは盲目的な神への信仰に対する問題点とも取れなくはないかと。
この映画の、人類に対する不屈の精神と進化のエッセンスに
改めて感じ入る事が出来た次第です。


 今日のメモ 
・「相棒12」を録画して「SPEC零」を見る予定。
・カイジュウゼリー第2弾缶詰のシロップ70cc+水180cc+砂糖大1+食紅半匙
 今日の更新 
マクタロウとふたりで運営する「のほほん本舗」トップページ:今日の空
「日刊のほほん本舗」今日の空の全景写真のブログ

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映画  テレビ  

2 Comments

onion  

ハロウィン!

ニニさんの笑顔にオレンジが映えますね〜。
いい感じです!

さて、「サンシャイン2057」、わたしも大好きです。
そういえばこれを長男と一緒に映画館で観て、出る時に、
「ホラーだったじゃんか〜」(ヘタレのビビリ)
と涙目で愚痴られた思い出が……w あ、悪い悪い、ダニー・ボイル監督って、どのジャンルを撮ってもみんな怖いんだよ〜と笑ったっけ。(スラムドッグさえ怖かった)

SF映画と思ってみてた人は、途中からのホラー展開にビックリでしょうが、太陽の強烈な光と熱に、クルーたちがそれぞれ少しずつ普通からズレていくのが、丁寧に描いてあったと思います。
この映画の主役って、太陽だったのかなあと。

それにしても、レビューを読んでいて、え、クリス・エヴァンズ出てた? と。
全く注目してなかったんですかね、この時は! 見直してみなくちゃいけないかも!

2013/10/24 (Thu) 06:31 | EDIT | REPLY |   

マク→onionさん  

onionさんへ

ハロウィンニニさん喜んで貰えて嬉しいです。
テンプレもちょっとキツイかなあと思っていたんですが気に入って貰えて良かった-!

「サンシャイン2057」
ダメダメ路線か?と見る前は危惧していたんですが、
キリアン・マーフィーとクリス・エヴァンスとマーク・ストロングじゃん!って、
もう役者だけで転んでしまって…。(いつもミーハーですみません…。)
いや~キャップ、良かったですよ。まだ青い頃の感じが、突っ張ってていいんだなあ。
あれからキャップの芸風に変化していく過程の途上にあったんだなあ~と
親心丸出して見てしまいました。

太陽に関しては…あれからマクタロウといろいろ話して納得の結論に達したので…
ネタバレ…として追記しました。

2013/10/24 (Thu) 09:51 | EDIT | REPLY |   

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