CS「ロスト・アイズ」

オードリー・ヘップバーンの「暗くなるまで待って」(未見ですが…昔テレビでちょっとだけみたことがあります。)を下敷きにサイコ色と猟奇殺人色を強めた感じで、主人公視点でセリフだけで画面が黒味だけのシーンがあったり、登場人物との首から下だけしか映らない(顔が映らない)など、恐怖感の煽り方も工夫が見られます。
最初に犯人が「透明人間」だという例えが出て来て、それ故に多少無理な演出も見受けられますが、最後にはそれがどんな例えだったのかが明らかにもされおり、その点でも破綻なく見られて良かったです。
そして…こんだけ怖がらせて涙と感動のラストシーン。それもメッチャ大人の涙。
ホラー映画見て…まさか涙ぐむとは…。いや、スペイン映画侮れませんねえ。
デル・トロ制作つながりで「永遠のこどもたち」(2007)も見たくなってしまいました-。レンタルして見てみようかなあ。
この予告に付いているような曲は流れていなかったような…。
もっと静かに恐怖が迫ってくるような音楽だったと思います。
ギレルモ・デル・トロ製作で贈るスペイン製サスペンス・ホラー。徐々に視力を失うとともに何者かの影に怯え始めるヒロインを待ち受ける恐怖の行方を、多彩な要素を盛り込んだ巧みな語り口でサスペンスフルかつミステリアスに描き出す。主演は「海を飛ぶ夢」「永遠のこどもたち」のベレン・ルエダ。監督は長編2作目の新鋭、ギリェム・モラレス。<allcinema>
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