映画

アポカリプト

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【マクノスケ】
「アポカリプト」を清水で見てきました。実はメル・ギブソン監督作品は初めて。「顔のない天使」も「パッション」も「ブレイブハート」も未見です。

「顔のない天使」からコンビを組んでいる(「パッション」は違いますが)音楽のジェームズ・ホーナーが好き(…と言ってもここ5年はサントラ買ってないけど)で、気になっていたくらいだったのですが、劇場で予告を見たら、内容はバリバリのハリウッドのアクション映画じゃありませんか!ドキュメンタリータッチの映画じゃちょっとしんどいなあと思っていた気鬱が一瞬で消え去りました。
俳優さんは全く知らない人ばかりだったにも関わらず、とにかくその表情が素晴らしい!!大自然とその中に生きる人々。そこに忍び寄って来る文明というものが果たして人にどんな運命をもたらすのか・・・映画としての娯楽性も追求しつつ問題定義も組み込んだしっかりとした作品作りに好感を持ちました。退廃的なマヤの都市、主人公ジャガー・パウのテリトリーのジャングルなど風景も見どころ満載。罠や剣、親子の確執など、複線もきちんと落ちていて、大変に練られた脚本にも感心。音楽もホーナー先生。いつもの・・・だったんですが、(鐘と尺八は健在?)抑え気味で良かったかなァ。


【マクタロウ】
全編マヤ語というメル・ギブソンの意欲作。マヤのピラミッド、生け贄の儀式などスペクタクル作品のツボを押さえつつ、ストーリーやテーマは至ってシンプルな「アメリカ映画」であった。

オープニングのバク狩りから、村での微笑ましい(と言ってはかわいそうだが)エピソードにより、主要な登場人物のキャラクターを手際よく見せる。
メル・ギブソンの監督作品は「顔のない天使」以来だが、作りに余裕が感じられるのは、さすがオスカー監督。

テーマやストーリーが単純な分、映像で勝負ということなのか、パワフルで「はっ」とするシーンは多い。 特に、滝の上に追いつめられた主人公ジャガー・パウの後ろ姿から河面、滝の下まで回り込むショットは素晴らしい。 また、父を殺した宿敵との対決でもカット割りのうまさと、効果的なスローモーションの使い方により、復讐の一撃が際だつ演出となっていた。

マヤの都市における描写に、自然破壊や貧富の問題を観ることが出来るかもしれないが、作品のテーマは家族愛だろう。 そのシンプルなテーマ、シンプルなストーリーを、凝りに凝った映像と美術、全編マヤ語というハンデで語ってみせるメル・ギブソン監督。その心意気に感心した。


■マヤ文明、崩壊前夜。我々は驚異の世界の目撃者となる!
[監][製][脚]メル・ギブソン
[製][脚]ファラド・サフィニア
[撮]ディーン・セムラー
[出]ルディ・ヤングブラッド ダリア・ヘルナンデス ジョナサン・ブリューワー
[制作データ] 2006米/東宝東和 [上映時間] 138分・R-15
アポカリプト
「パッション」「ブレイブハート」のメル・ギブソンがメガフォンをとり、マヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いたアクション・アドベンチャー。マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、狩猟民族の青年が過酷な運命に翻弄されながら家族を救うため奔走する姿を過激な残酷描写を織り交ぜハードなタッチで描き出す。セリフは全編マヤ語で、キャストは主に映画経験のない若者たちが抜擢された。(allcinemaオンラインより引用)



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Comments 8

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ジェニファー

おもしろそうだね 観て見たいな
メル・ギブソンってマッドマックスだっけ
暴れまわる印象がある人でしょ
いつのまにか巨匠になっていたんだね

  • 2007/06/24 (Sun) 13:19
  • REPLY

ぼぼ♂ぶたじる♪

「映画に行きたい病」です

今にいなサンのトコロへ行って来たばかりなんですが・・・・、ど~も~映画館にカッ飛びたくなるような話が多いなぁ(笑)
アポカリプトは、かなり誘惑されますネ。
メル・ギブソンは「マッド・マックス」や「リーサル・ウエポン」で、アクションの印象が強いのだけど、「身代金」ぐらいから演技派に転向、わりとハズレ作品のない人ですから、どれを観ても損はしないと思います。
個人的には「ブレイブ・ハート」はお奨めです。

海子

きゃ~~こういうアドベンチャー大好きなのよん。
あと2年 あと2年

ところでマクちゃん やんだぐなるって意味わかるよね?

  • 2007/06/24 (Sun) 19:42
  • REPLY

マクノスケ

>ジェニファーさん
役柄はアクションの人って感じだけど、監督作は「ブレイブハート」はアカデミー賞の作品、監督賞も獲ったしキリストの生涯を描く「パッション」はアメリカで話題にもなったよね。
「ブレイブハート」は見てみたいなーと思ってるんだよ。

>ぼぼさん
出演作はヒットに恵まれている人ですよね。
監督としても2作目以降は常に話題作ばかりで、この作品も従来のハリウッドのスタジオでは映画化は無理な題材だったのではないかと思われます。
でもきちんとハリウッド映画しているので、見ていてアクション物として充分に楽しめました!お薦めですよー!

>うーさん
地味そうなんだけど派手で面白かったよー!
2年後、DVDで見てみてー。
「やんだぐなる」・・・「いやになる」って意味かしら?
さっきそちらに行ったんだけどコメント出来なかった…。(涙)残念。

海子

ごめんね。
新記事アップと同時に締めてしまうの。
お許しになって。
事情は・・・メールでね。

  • 2007/06/25 (Mon) 12:52
  • REPLY

マクノスケ

>うーさん
メール拝見しました。
了解です。頑張って下さいね。

sorairokingiyo

劇場でポスターを見て、どんな映画なんだろうと思ってましたが、なかなか良い作品だったんですね(^^♪

  • 2007/06/25 (Mon) 21:28
  • REPLY

マクノスケ

>マヤ族の映画…と聞いて私も「どうなんだろう?」と思っていましたが、
バリバリのアクション映画でした。
かなり残酷なシーンがありますが、物語は面白かったですよー!!

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    映画の持つ歴史的誤謬ブレイブハートのプロットは、ウィリアム・ウォレスとフランス王女イザベラとの間のロマンスを含んでいる。映画では、彼女がウォレスの処刑の際に妊娠しており、後のエドワード3世_(イングランド王)|エドワード3世にウォレスの血脈が繋がったことが暗示

    2007.07.14 (Sat) 20:02 | 映画を考える