ゾディアック

本作は「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督が全米を震撼させた実在の未解決事件に挑むクライム・サスペンス。楽しみにしておりましたー!!「パニック・ルーム」でちょっと味噌が付いちゃったんですが、これは良い!!
いい映画見ました!
フィンチャー監督はILMに就職後「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」や「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」などのマット・ペインティングを手掛けた人。だからではないにしても、冒頭からの景色の切り取り方から観客のつかみはOK!サンフランシスコの町並みを正面から見据えたカットなんて素晴らしいのひと事。
それに殺人の描写がドバーっと血を見せると言うわけでもなく、凄く日常的な状況で淡々と写して行くところが、尚更怖い!!湖のシーンは身の毛がよだちました。 ジェイク・ギレンホール演じるロバート・グレイスミスが事件に執着し、家族をも顧みなくなっていく様は「未知との遭遇」のリチャード・ドレイファスのよう。事件に首を突っ込みすぎた挙げ句に訪れる恐怖の体験!!!それでも真相を知りたいという欲求にも共感するものありで、映像、恐怖、感情、全てに刺激的な1本でした。それにしてもフィンチャー監督って凄すぎる!
← ポチッと押して貰えるととっても嬉しいな!
- 関連記事
-