パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

本日、小田原にて1本目の鑑賞でございます。やっと見て参りました。「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」。いや~、この作品、最初から入れ込んでいないので、細かいストーリーは忘れがちです。デイヴィ・ジョーンズの船の呪いだとか東インド会社のベケット卿とジョーンズの関係だとかエリザベスに求婚したノリントンが「2」でどうなっていたのかとか…全然憶えてない私ってば、力入ってないないなあー。
要するにもう年なんですよねえ。(涙)
キャラと映像で押しまくる映画にカタルシスを見いだせない…。やっぱり映画には情緒だとか…余韻が欲しい。そこから何かを感じさせてくれる間合いがないとお年寄りにはちょっとキツい映画です。
それでもですね。1作目からウィルを応援している私としては、これはウィルの行く末を見届けるしかないと言う勝手な親心で見に行ったわけですが、もう、展開上、あのように描くしかないんですね。見どころは船上でのバトル求婚シーン!マジでやってるんでしょうが、なんか笑えるのは私だけ?まあ、ミュージカルを見ているようで、バルボッサのあたふた振りと相まって面白かったですけれど…。それともっとも革新的な映像だったのが、ノリントンが爆風の中、手前にスローで歩いてくるシーン。画面中に木くずが舞い上がり、階段が上の方から銃撃され、めちゃめちゃに壊れていくのにノリントンさんには、塵一つ当たらず滑るように階段を下りていくという演出!!これは斬新な演出でしたね。ある意味「マトリックス」を超えていました。このシーンにあっているかどうかは別としてですけどね…。
ウィル応援隊としては、エンドロール手前と後では、手前の方がロマンチックで良かったかなあ。エリザベスのデッドマンズチェスの置き方がぞんざいなのがちょっと気になったけど、それも彼女のキャラって事でOKかな。(笑)あとはゲストのキース・リチャーズ(ジャック父)のギター演奏(ファンサービス♪)とキャプテン・サオ・フェン役のチョウ・ユンファの出番がまあまああって良かった。ビル・ターナー(靴ひものビル)が顔からヒトデを取ってるシーンがあったのも芸が細かいなあとは思ったんですけどね。(笑)
これにて「ウィル・ターナーの冒険」編はおしまい。
次回から、いよいよ「ジャック・スパロウの華麗なる冒険」が始まるので?
(↑ちょっと戸田さん風)
← ポチッと押して貰えるととっても嬉しいな!
- 関連記事
-