大阪ハムレット


昨晩は、「筋子」(読み方は「きんこ」=子宮筋腫に名前つけてみました。)
・・・の活動が活発で、お腹が張って、その上重くて、
寝苦しく2時過ぎまで眠れませんでした。
でも、今日はだいぶ機嫌も良いらしく(笑)、まずまずの感じ。
こうしてバッチリネットも出来ています。
画像は昨日買った「大阪ハムレット」。(映画化もされています。)
大阪を舞台に様々な人々の暮らしの1ページが描かれる短編集で、
作者は「少年アシベ」や「ここだけのふたり」の森下裕美。
(知らなかったけど女性なんですね。)
独身時代は「アシベ」 や「ここだけ~」のコミックスも買っていたんですが、
結婚して、この7~8年、すっかりご無沙汰しておりました。
先月、たまたま新装版の「ここだけのふたり」をみつけ6巻だけ買ってみたんですが、
その時にこの作品の存在を知り、気になって買ってみたと言うわけです。
「アシベ」などの4コマ漫画でなく、普通のストーリー漫画なので、
この絵柄でどうなのかと思っていたら・・・
ええ年こいて泣いたーー!
まさか森下裕美の漫画で泣くとは思ってなかった!!
亡くなった父親の弟が母親と暮らし始めた少年(顔つきはごついが割と繊細)や、
好きだったおばさんの自殺をきっかけに女性に目覚める少年の話、
年齢を重ね、故郷へ戻ってバレエ教室を開いた女性の心と周囲の人間模様、
父親をなくした兄弟3人が母親の相手を拒む理由と母親の心の葛藤など
さりげないけど、深層心理を巧についている短編はどれも見事としか言いようがありません。
特に中学三年の少年がひょんな事から大人の女性とつき合うことになってしまう
「恋愛」(画像1巻の右上の男性が女性に抱きついているコマのエピソード)は、
どのキャラにも境遇出来る上、泣けて、納得のラストを向かえる素晴らしい作品でした。
ちなみに、「大阪ハムレット」は、第1話の少年の境遇がハムレットに似ているから。
作中の登場人物が次のエピソードで関連人物(ちょい役)となって出ているところも
なかなか面白い趣向だなーと思いました。
ところで、昨日、私が寝込んでいる時にマクタロウがデスクトップとノートの両方に
ウィルスバスター2009をインストールしまして、なんとかバージョンアップに成功。
先週から何回か試していたんですが、なかなか上手く出来ずにいました。
そんな事もあってネットをお休みした日もあったんですが、
こうして繋げるようになって良かったです。
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