映画

20世紀少年〈第2章〉最後の希望

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【マクノスケ】
お陰様で風邪の方もだいぶ良くなってきました。喉が気持ちイガイガするような気もしていたのですが、それもそれ程酷くならず、もしかしたら風邪・・・と言うより病院疲れだったのかもしれません。怠さもまずまずになって来たので、今日はマクタロウと朝一でサントムーンへ「20世紀少年・第2章」を見に行って来ました。

以下ねたバレしているので未見の方注意!

「第1章」を見てから、どうしても「ともだち」が誰だか知りたくて、高騰しているオークションに手を出し、原作本を一気に読んでしまった私。万博のシーンが最後の方だとすると、原作では「ともだち」の重大な秘密が暴露されるエピソードが挟まるわけで、そうなると映画のラストは、かなり盛り上がらないと「第3章」に引き継げないんじゃないか・・・と思っていたんですが・・・その「重大な秘密」は暴露されていませんでした。これが原作とは異なる展開ってヤツ?
他にもブリトニーがともだちランドからの脱走者だった(!)とかサダキヨがあっさりと罪を認めて死んでいったりとか、カンナが一緒にともだちランドにバスツアー行くとか、教会のシーンがともだち暗殺計画に繋がっていたとか・・・結構変更点多数。その上、サブストーリーとなる仁谷神父の過去やサダキヨと担任の先生とのエピソードは時間の関係でカットされいたのが残念。この2つのエピソード、結構好きだったんだけどなあ~なんて、改めて考えてみたら、私って、もしかしたらメインの物語よりサブストーリーの方が好きだったりしてたのかもなあ。

原作もそうだから仕方ないんだけど、カンナがメインになってしまうので、地球を救おうとしている「あの旗の元に集まった仲間」たちの存在が薄くなってしまうのも、なんだか食い足りない感じ、この先、カンナの超能力のシーンが映像的にもっと華やかに描かれる事を希望したいと思います。
出来れば、「ともだち」を信仰しているケンヂ一派以外は、全員洗脳されているかのような怪しさが出ていたらもっと不気味で面白かったとも思うのですが、割と普通の絵になってしまっていて、その割にドキドキワクワク感が欠ける映画になっていたのが少し残念でした。キャストのみなさんはかなりメイクなどをして漫画のキャラに迫るものがありましたが、カンナの子は見た目はいいんだけど演技がなあ~。もうちょっと芸達者な子だったらもう少し感動も出来たかなあ。

まあ、「第3章」はケンヂがいよいよ立ち上がり、ラスト「ともだち」」と対峙する事になると思いますが、原作では「第2章」でわかってしまう犯人を敢えて今回伏せたのだから、その変更がどうなって行くのか気になるところです。私としては犯人は、映画オリジナル設定として、ひとりにして貰った方が話が尻すぼみにならないような気がするんですが、原作を読んだ方はあのラストの方がいいって人多いのかなあ。


【マクタロウ】
第1章を観た後にマクノスケが原作を購入。私も読んでしまった。
感想としては、やはり浦沢作品とは合わないのかな、というところ。
この内容だったら大友克洋がコメディ混じりに描くと素晴らしいだろうなあ、 などと思ってしまった
(少年時代の「ごっこ遊び」の延長で世界が大変なことになるってのは
「スチームボーイ」の親子喧嘩の様じゃありませんか)。
私としては、本来(映画化されることが分かっているという時点で)
「映画を観る前に原作を読む」ことは避けるところなのですが・・・。

なぜかというと、原作を読んでしまうとどうしても原作と映画を比べてしまい、
映画そのものを楽しめなくなるし、そもそも「原作はこうだった」と言って映画を批判したり、映画では描ききれていない部分を原作から補ってきて語られたりすることが嫌いなのですよ。しかし、そうなると本作を観ての感想は非常に難しい。
それだけ映画は原作のダイジェストになってしまっていて、作品そのものの魅力がなかったと言える。
結果、「あのシーンがこうなるのか」とか「あそこはこう変更されたのか」という
「漫画の映像化」を確認するだけの鑑賞となってしまった。
登場人物のそっくり度はやはり見事。特に小泉響子の表情などは漫画の画そのもので、
そこだけは楽しめた(これも原作と比べての感想だ)。

なんだかんだ言っても、ここまで来たからには第3章も観に行きますよ。
原作とどれだけ違うラストになるのか見届けるためにね。

■さあ、みんな“つづき”を始めよう──。
監督:堤幸彦
原作:浦沢直樹
脚本:長崎尚志、渡辺雄介
脚本監修:浦沢直樹
撮影:唐沢悟
音楽:白井良明
美術:相馬直樹
出演:豊川悦司、常盤貴子、平愛梨、香川照之、
ユースケ・サンタマリア、藤木直人、石塚英彦、宇梶剛士、
小日向文世、佐々木蔵之介、森山未來、古田新太、小池栄子、
木南晴夏、ARATA、前田健、荒木宏文、六平直政、佐藤二朗、 片瀬那奈、光石研、西村雅彦、西村和彦、手塚とおる、田鍋謙一郎、 甲本雅裕、黒木瞳、唐沢寿明
製作国:2009年日本映画 上映時間:2時間20分 配給:東宝



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Comments 7

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onion

おはようございます!
わたしは昨日の最終のレイトショーで観てきました。
わたしも映画を見てから原作一気読み組なんで、いちいちうなづきながら読んでしまいましたよ。
原作が長いですからねえ、こんなに長い映画(2時間半?)なのに、どこか駆け足になってしまうし、人物が増えすぎて整理する間もなくストーリーが進んだので、原作を読んでない人にはわかりづらいかも。
けどまあ、わたしはおおむね満足です。小泉響子ちゃんがかわいかったので映画全体が救われた感じがして。
甘いかなあ。

マクノスケ

小泉響子ちゃん

>onionさん
どうもー!朝早くから有り難う御座いますー!
私も昨日眠気と闘いながら書いたコメントなので書き足りないところが
いっぱいあったのですが、小泉響子ちゃんのキャラは、あまりにも
表情のつけかたとか漫画そっくりでGOODだったと思います!!!
やっぱり全体的に駆け足だったので、漫画を読んでないと
わかりにくかなあと私も思いながら見ていました。
場面展開も、建物とかもうちょっと説明の絵が欲しかったような・・・。
全体的には漫画のコマを再現するような感じで読んでいる人には、
再現フィルムを見ているような楽しさはありましたね。
次回・・・ともだちの正体がどうなっているのか・・・期待したいです!

umiko

体調復帰してきて良かったね。
この映画チビが見たいって騒いでました。
難しいとか言ってたけど本当に難しいそう。

つばさ

これ、浦沢直樹結構好きなのに原作読んでないんですよ。
登場人物が多くて似てる、MONSTERで疲れてしまい・・・ww
映画だと登場人物がわかりやすくていいのかなぁ。
前編はDVDレンタルして・・・と思って昨日GEOに行ったら
全部貸し出し中でした。
やっぱり後編ともどもDVD待ちになりそうです。

  • 2009/02/01 (Sun) 13:02
  • REPLY

マクノスケ

お返事ー!

>うーさん
有り難うねー!!
お話はそんなに難しくなかったよー。
登場人物が多めだから憶えるのにちょっと大変かもしれないけど。
でもレンタルで1を借りて見れば戻るで何回も見られるから良いかも。

>つばささん
おぉ!そうだったのか!
私的にはMONSERよりは、まとまっているし、どんどん読める話だったよ。
映画だと俳優さんで覚えられるからわかりやすいかも!!
レンタルはやはり今の時期貸し出し中なんだねえ。
私も「相棒」の時にそうだった。(結局買っちゃった!)
8月の「3」で完結なので年末には全部まとめてみられるかもしれないね!

ジェニファー★

今日ちびでかと私も観に行ってきました。びっくりです
原作読んでないので、犯人が誰なのか 興味津々です

  • 2009/02/01 (Sun) 23:57
  • REPLY

マクノスケ

原作

>ジェニファー★さん
ストーリーが把握しずらい反面、予想外の展開が楽しめたのでは!
原作を読んじゃうと、読んだコマの確認みたいになってしまうところが
玉に瑕だねえ。犯人が誰か・・・夏までのお楽しみだね!