映画

それでもボクはやっていない

4 0
20070121-001.jpg

マクノスケ

「Shall we ダンス?」から11年、周防正行監督の最新作!!
痴漢冤罪の裁判の模様を描いた社会派ドラマ。
主役の金子徹平を「硫黄島からの手紙」で憲兵出身の清水役を
演じた加瀬亮が演じているのですが、彼を初めとして全員が役柄とマッチ!
常連の竹中直人や徳井さん、田口くんの「Shall we ダンス」トリオも健在。
役所広司もいつもながらいい味だしておりました。
女性弁護士の瀬戸朝香もきりっとしているところが役と合っていたし、
山本耕史の誠意ある友人役も好印象でした。
脇では大森南朋や高橋長英が地味ながら癖のある役を上手く演じていました。

ドラマの方も裁判所のあり方や裁判がいかに理不尽か…
犯人にさせられた人が罪を晴らす事がいかに難しいのか…
考えさせられました。
警察と裁判所の関係や留置場での生活も丹念に綴られていて興味深かったです。
重い内容のドラマにあって留置場の本田博太郎の演技には和まされました。
あの独特の台詞回し…低く通る声、堪りませんね!!

それから毎年、年賀状をやり取りしている横森文さんが
裁判の傍聴人の役で出演しているのを発見!
(昨年は「UDON」にも出ていた!)
再現のシーンにも登場していて「おぉ!」と思っちゃいました。
「Shall we ダンス」の時には食べ物やの店員さん役だったのですが、
それにくらべると確実に出番が増えています!頑張れ!横森さん!!

マクタロウ

待ちわびていた周防監督の最新作。
「あまり日の当たらない題材」を笑いと感動で描いてきた周防監督だが、
本作は日本の裁判制度、冤罪という、やはり取り上げる人が
少ないジャンルを選んでいる点はこれまで通り。
しかし、取り上げたテーマが重い分、笑いは少なめである。

満員電車の中で痴漢に間違われた男を通して、軽犯罪に対する警察の態度、
日本の裁判制度を描き出すストーリーは興味深く、結末まで飽きることがない。
主演の加瀬亮の好青年ぶりと、時折見せるいらだちは観客の感情移入を容易にさせ、
「いつ、自分が彼の立場になるのかもしれない」という臨場感を盛り上げていると思う。
ただ、全体的に登場人物のキャラクターは薄く
「how-to裁判制度」といった作品になってしまったのは残念だ。

それでもボクはやってない(2007)
メディア 映画
上映時間 143分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2007/01/20
ジャンル ドラマ
監督:周防正行
製作:亀山千広
企画:清水賢治 島谷能成 小形雄二
エグゼクティブプロデューサー:桝井省志
プロデューサー: 関口大輔 佐々木芳野 堀川慎太郎
脚本:周防正行
撮影:栢野直樹
美術:部谷京子
編集:菊池純一
音楽:周防義和
照明:長田達也
整音:郡弘道 米山靖
装飾:鈴村高正
録音:阿部茂
助監督:片島章三

出演:加瀬亮 金子徹平
瀬戸朝香 須藤莉子
山本耕史 斉藤達雄
もたいまさこ 金子豊子
田中哲司 浜田明
光石研 佐田満
尾美としのり 新崎孝三
大森南朋 山田好二
鈴木蘭々 土井陽子
唯野未歩子 市村美津子
柳生みゆ 古川俊子
野間口徹 小倉繁
山本浩司 北尾哲
正名僕蔵 大森光明
益岡徹 田村精一郎
北見敏之 宮本孝
田山涼成 和田精二
矢島健一
大谷亮介
菅原大吉
石井洋祐 平山敬三
大和田伸也 広安敏夫
田口浩正 月田一郎
徳井優 西村青児
清水美砂 佐田清子
本田博太郎 三井秀男
竹中直人 青木富夫
小日向文世 室山省吾
高橋長英 板谷得治
役所広司 荒川正義


 ←ポチッと押してね!

Comments 4

There are no comments yet.

UK

面白そうですね。
周防監督も11年ぶりってことで力が入ってそうだし。
三谷幸喜脚本の
「12人の優しい日本人」
を観てから行きたいなぁ。と思っています。
なんて、「犬神家」もまだ行ってないのに。(T◇T;)
(DVD-BOXは買いました♪)
観たい映画が溜まってます。
早く行かなきゃ・・。

マクノスケ

>UKさん
ドラマとして面白いのかって言うとそうでもないんですが、バーチャル裁判って言うんですかねえ。ほんの少しですが、裁判が身近になったような気がします。
こういう題材を映画化出来る立場にある周防監督の存在を改めて凄いなあと思いました。
ところで「金田一」BOX買ったんですね!
ウチはまだ「病院坂」見てない!!
退院したら見なくちゃ!
犬神家の平成版は…
ビデオレンタルでもいいんじゃないか~っていう感じでしたが、
そうであってもやはりファンなら見ておくべきとも思いますー。

おーじろーです

これ、かなり良かったです。
たしかに映画として面白いって言うのと少し違うんですが、完全に見入ってしまいました!
とりあえず有罪か無罪か決める場所なんですよね・・・・
まさかああいう判決だとは・・・・
やってないでしょ・・・

マクノスケ

>おーじろーさん
彼が有罪になるか無罪になるかの部分はハラハラするんですが、
全体的にあっさりとしてましたよねー。
最後のひと言が印象に残りました。
彼の今後が気になるところです。
こんな理不尽な場で闘って行かなきゃならないとは…
本当にいいのかー!と思いますよね。