映画

戦場

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blog-20180317-18.jpgマクタロウが¥500で購入した「戦場」のDVDを見ました。監督は第1回アカデミー賞最優秀作品賞「つばさ」の監督ウィリアム・A・ウェルマン。(のちに名作「スタア誕生」の原作を書き自ら監督しています。私はジュディ・ガーランド版しか見ていませんが…。)1949年のアカデミー賞脚本賞と撮影賞を受賞しています。

1944年のベルギー戦を舞台に、ドイツ軍の猛攻に耐えながら陣地を死守する米国第百一空挺師団・I大隊の兵士たちの姿を、さまざまなエピソードや生活描写を織り交ぜて綴った戦争映画。史実&戦争映画に疎い私に「バルジ大作戦」と同じ設定…と教えてくれたマクタロウ。
何回か映画になるほど有名な闘いだったんですね。

とにかく霧と雪の中で敵も味方もわからないという状況に大いに同情。そんな中にも途中指揮をまかされる事になるホーリーの卵のエピソードなど笑えるシーンもあるのですが、リカルド・モンタルバン(「スタトレ2」のカーンですな!)扮するロドリゲスが負傷し、救助が間に合わずジープの下で死体となって発見されるシーンでは胸が締め付けられる思いでした。

途中、アメリカ兵に変装したドイツ兵との暗号合戦があり、見事に騙されてしまうところで、さすがに敵陣に堂々とやって来る兵隊は訓練されているんだなあと感心。おたくであれば「松本零士の奥さんは誰?」と聞かれたら速攻で「漫画家の牧美也子!」と答える…みたいな感じでしょうか?

その後のドイツ軍を捕虜とする闘いも当時の映画としては、スリリングに描かれていて手に汗握りましたし、クリスマスに「この戦争は必要だったのか?」と兵の前で問う神父(もちろん兵隊として参加している)さんのひと言も重かった…。最後、もはやこれまで…という時に霧が晴れ、見方の飛行部隊が一斉攻撃を始めるシーンは感動ものでした!!

映画は最前線を後にするホーリーたちの行進で幕を閉じるのですが、その時に冒頭で彼らがこの作戦につく前に野営地で行われた行軍訓練における歌を唄いながら去る姿が印象深かったです。映画としての構成やテーマ性もしっかりと描かれマクタロウが言うように隠れた名作と確信しました。

<参考サイト>
IMDb:Battleground (1949)
goo:戦場(1949)あらすじ
allcinema ONLINE:戦場(1949)
週刊シネママガジン:ウィリアム・ウェルマン(映画監督)
meiga-500.com-あの名作がワンコインで手に入る!「戦場」
<おまけ>
「バルジ大作戦」:パンツァー・リート(ドイツ戦車兵の歌)音声ファイルです。
こちらのサイトでは、ドイツ語(カタカナ表記)と日本語訳歌詞を見られます。

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Comments 2

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まっぴら

戦争映画の匂いをクンカクンカ嗅ぎ付けて、また来てしまいました。
直立不動の姿勢でパンツァー・リートを歌いながら、なぜかリズムに乗せて踵をケンケンと鳴らせない、運動オンチのまっぴらでございます。(ー_ー)"b" チッチッチッ
...が、この映画はうろ覚え...つぅーか、ひょっとして昔観たかなあ???ちょっと観てみたいですぅ。
マッコーリフ准将指揮下の101は、確か交通の要所「バストーニュ」を死守してはずでした。
合言葉合戦は事実で「答えられないと将軍すらしょっぴかれた」そうですから。(笑)
でも「牧美也子」とはボクぁ咄嗟に答えられないから、たぶんMPに羽交い絞めにされて、営倉行きになるんぢゃあないかと...。「クーラー」って!(笑

マクノスケ

>まっぴらさん
「バルジ大作戦」…見たことがないのですが、
ロバート・ショウがとても良いみたいですね。
いつか見てみたいと思っています。
「戦場」良かったですよ。
この時代(1949年)に「この戦争は必要だったのか?」というシーンが
入るというのは斬新じゃないのか…と思っています。
「バストーニュ」の標識は、何度となく写ります。
合い言葉の件もこの闘いでは有名な逸話だそうですね。
私はおたくクイズ(ただし昭和限定)だったらなんとかなりそうですが、
これだったら完全に営倉行きです。
そうそう。クーラーの意味がわからなくてマクタロウに聞きました。
「大脱走」「営倉=クーラー」「クーラーキング」ですね!