アサルト13 要塞警察

【マクノスケ】
カーペンター先生(好きなんですよー!)のデビュー作「要塞警察」(←未見ですが…)のリメイク。謎の集団に襲撃された警察署で、警官と犯罪者たちが協力し合い、必死に抵抗する姿をフランスの新鋭ジャン=フランソワ・リシェ監督がじっくり描いているんですが、私の目的はジョン・レグイザモとガブリエル・バーンですよーぉ!
レグイザモ、気になる俳優さんの一人なんです。もうちょい役でも萌えですよ。「エンド・オブ・デイズ」とか「ムーラン・ルージュ」とか「エグゼクティブ・デシジョン」とかね。小さい役の方が萌えるんですが、今回はヘアースタイルもおしゃれで、さらに萌え度120%!もう最初から、絶対死ぬよってキャラで(笑)どうやって死ぬのかとワクワクしていたんですが、やっぱり死にっぷりも素晴らしい!思った以上に出番があって良かったデス。マクタロウ曰く「これってスティーブ・ブシェミがやる役なんじゃないか?」って、それ!当たっています!思わず「アイランド」思い出しました!
で、ガブリエル・バーンは顔が好きなんですが、うーん。これもねえ。ある意味キャステイングで正体バレバレって言うか話の筋が読めちゃうところが残念と言えば残念なんですが、それはまあ良いとして、これもマクタロウの弁なんですが「この役、最近アルパチーノがやる役と被ってない?」あ…、当たってる!!って言うかガブリエル・バーンがやっている役も最近、こんなのばっかりのような…。それを言うと主役のイーサン・ホークがどーもトム・クルーズとダブる困ったちゃんの私なんですが、映画の冒頭から、なかなか良い演技をみせてくれてサンクスって感じでした。あとはマクタロウと同い年のローレンス・フィッシュバーンも濃い演技で、この映画、俳優を見るだけでもお腹いっぱいになっちゃう面白さ。
いや~久しぶりにノリノリで楽しめた1本でしたが、てっきり「アサルト13」っていう要塞のような警察が舞台のお話だと思っていたら、原題が「Assault on Precinct 13」。「13分署の接近[白兵]戦」って意味らしいじゃないですか。それだったら「要塞警察・13分署」とか「新・要塞警察」で良かったんじゃないですかねえ。
【マクタロウ】
オリジナル(ジョン・カーペンター監督作)を観たのは何年前のことだろう?テレビで1度観たきりなので細かいことは覚えていないですけど・・・。
最近のアクション映画の中では、上出来の方ではないかと思う。
主演のイーサン・ホークをはじめローレンス・フィッシュバーン、ブライアン・デネヒー、ガブリエル・バーン(制作費があればアル・パチーノがやりそうな役)、ジョン・レグイザモ(スティーヴ・ブシェミがやりそうな役)など曲者を集めた配役が良い。
それぞれのキャラクターも(それなりに)描いているので、作品世界に入り込みやすいのも良かった。
しかし、悪役をストリート・ギャングから汚職警官に替えたことで、最新の装備を使った派手なアクションが可能になったことと引き替えに、説得力は無くなってしまった。
ヘリコプターまで出動しているのだから、警察の内部で「何か事件が起きているのか?」と気づく人もいるのでは?
最後の脱出口である下水道も、それまで「忙しくて、忘れていた」ですませていいのか?この辺りの「脚本の弱さ」が無ければ、もっとスッキリと観ることが出来たのではないかと思う。
■脱出劇アクションの頂点、遂に誕生!!!
[監]ジャン=フランソワ・リシェ
[製][脚]ジェームズ・デモナコ
[出]イーサン・ホーク ローレンス・フィッシュバーン ジョン・レグイザモ ガブリエル・バーン
[制作データ] 2005米/角川ヘラルド
[上映時間] 110分
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