映画

ブラザーズ・グリム

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【マクノスケ】
「バロン」や「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督が描く直球勝負の
ファンタジー(?)ということで、どうなのかなあと思って見に行ったんですが、
可もなく不可もなし…というところでした。

ヒース・レジャーは「パトリオット」や「サハラに舞う羽」に比べると、
二の線よりこういう役の方が合っているのではないかと思いました。
マット・デイモンとの役者対決も楽しみだったんですが、役がおいしいだけに
今回はヒース・レジャーの方が目立っちゃってますねー。

またテリー・ギリアム監督作品としては、味気なかったと言うか…、
いつものブラックユーモアもいまひとつキレが悪く、主役のふたりが
あまり目立っていないのも気になりました。
代わりに目立っていたのが、フランスのデラトンベ将軍(ジョナサン・プライス!)と
拷問係(?)のカヴァルディ!
特にカヴァルディは、役も風変わりで面白いし、しかも演じているのが、
あのピーター・ストーメアさんですよー。
今年は「コンスタンティン」の悪魔役と言い頑張ってますよねー。
…って、エンドクレジットであーそうだったのかーと気がついたんですが…。
あのメイクじゃ、ちょっとわからないですよね。
いやいや、でも、カヴァルディがテリー・ギリアムっぽいと言えば、
ギリアムっぽかったかな。あと、グリム兄弟の仲間のふたり。
水車小屋の分け前のギャグ…この映画で一番ウケたところかも!


【マクタロウ】
テリー・ギリアム監督の作品は実に久し振り。
(「ラスベガスをやっつけろ」は観ていないので「12モンキーズ」以来か!!)
とは言え、予告の映像(とウリ)が、あまりにも「普通のアドベンチャー映画」に
なっていたので、たいして期待もせずに出かけた。

率直に言いますと、予想通り。
何と言うか、これまでのギリアム監督作品と比べて「仰々しさ」「ねちっこさ」
「ブラックさ」が足りないように感じた。
たしかに「それっぽい」シーンやカット(拷問機の「猫」のシーンなど)はあるのだが、
おざなりな感じでかえって全体から浮いてしまっている。
ストーリーは、あのグリム兄弟が各地を回り、インチキ妖怪退治で
金を稼いるというのは面白い。
そこに「兄弟の反目と和解」などを盛り込んでいるのだが、
これがあまり伝わってこない。と言うより、心にグッとくるほど描き込まれていない。
オープニングの「魔法の豆」と妹のエピソードをもっと活かせば良かったのでは、
と思うのは素人考えか。
ロケーションとセットの使い分けや、村のオープンセットなどは大掛かりで
ギリアム風味ではある。しかし前述したように、その風味はかなり薄味。
勝手な憶測を書かせてもらえば、前作(のはずだった)「ラ・マンチャ」の失敗が
響いているのではないだろうか。
今回は借金を返すための「雇われ監督」だったのでは・・・?

ちょっと調べてみたら、次回作「タイドランド」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047914827/250-8494314-9483435 って、
思いっきりギリアム印な内容ではありませんか!!早くも期待しています。


ブラザーズ・グリム(2005)
THE BROTHERS GRIMM
メディア 映画
上映時間 117分
製作国 アメリカ/チェコ
公開情報 劇場公開(東芝エンタテインメント)
初公開年月 2005/11/03
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/コメディ
監督:テリー・ギリアム
出演:マット・デイモン/ウィル
ヒース・レジャー/ジェイコブ
モニカ・ベルッチ
ジョナサン・プライス
レナ・ヘディ
ピーター・ストーメア
リチャード・ライディングス
マッケンジー・クルック
ロジャー・アシュトン=グリフィス
ローラ・グリーンウッド



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