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「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」を見ました。190円!有料です。見たのは、もう2週間前の10/20!ついつい感想を書くのが遅くなってしまいました。
原作は子供時代と大人時代が交互に描かれているので、この映画のラストの方が一番読みたかった私としては、全4巻ある最後の方まで、そのシーンが登場しないのでイライラ!(笑)子供時代と大人時代を交互に書いたキングの意図はわかるのですが、映画としては1が子供時代、2が大人時代になっていたのは正解だったと思います。
それに本ではわかりにくいペニーワイズが、ただの怖がらせのピエロじゃないって事を冒頭のジョージーが襲われるシーンでちゃんと描写しているのがもっと良かったんじゃないかと大感激!
散々引っ張っておいて、あとから、ピエロの格好をした殺人鬼じゃなくて、実は彼の正体はねえ。…とかやられたら、B級映画に成り下がっていたところですが「それ」と闘ういじめられっ子チームの壮絶な境遇が巧いこと描かれていて、映像の美しさも手伝って、上品なホラーに仕上がってます!
やっぱりこの作品の成功はピエロのおぞましさと子供たちの境遇と言うキングの描きたかったポイントをちゃんと押さえているところが良かったじゃないのかと思うんですよね。子役も頑張ってますが、なんと言っても ペニーワイズ役のビル・スカルスガルド の演技が異彩を放っていて「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムさんを凌ぐキモ悪さがグー!!
後半は蜘蛛と亀が出てくるのか…映画的にどんなアレンジがされているのか興味津々です。原作ではそれぞれ家族がいるはずなんですが、このキャストだとビルとベバリーが良い関係になりそうだし、いや、そう見せておいてエディと?とか、いろいろ妄想が膨らんでます。でもベバリー役のあの可愛いソフィア・リリスちゃんが、どう見ても、あの怖顔のジェシカ・チャステインにはならないような…。(笑)「続きを読む」に出演と解説を載せています。
左からグスタフ・スカルスガルド(次男)、中央がビル・スカルスガルド(四男)、右がアレクサンダー・スカルスガルド(長男)。やっぱり長男の「ターザン」のアレクサンダーがお父さん(ステラン・スカルスガルドさん)に似てますかねえ。
ちなみにステラン・スカルスガルドさんは、アベンジャーズのソーのセルヴィグ教授とかやっている人です。三男は医師で、ビル(四男)とヴァルター(五男)の間に元モデルの長女がいて、五男のヴァルターも俳優だそうです。ソースはウィキペディア
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