
昨日の夜までは、「ギャング・オブ・ニューヨーク」を見るという
話だったんですが、なんとなく「ボーン・アイデンティティー」を見てしまいました。
まだ始まって1週間だったので、清水の劇場は特等館(?)の
THXの劇場での上映で、それはそれは音がよかったです。
まあ…映画が映画だけに、かえってうるさく感じる部分もありましたが、
それは私が年だってことかも?(笑)
作品としては、まあまあでしたが、いろいろ考えたのは、
「なぜマットがもてるのか?」という点…。
私の回りには、マットファンの人って案外多くて、全然マットにピンと来ていない私は
「????」だったりしているので、今回は「マット中心」にみるぞ~ぉ!
とリキ入れて見てみたのですが、やっぱりダメでした。
マットを初めて知った時点で「ジミー(大西)ちゃんに似てる!」
と思ってしまったのが、いけなかったのか?
はたまた、デカプーのキャラ崩れ(ファンの方、ごめんなさい!)
と思ってしまったのがいけないのか…
どうしてもマットの魅力がわからない私なのでした。
【マクノスケ】
製作があのフランク・マーシャルとキャサリン・ケネディの会社だとは知らなかった!
音楽のジョン・パウエルもあのガンガンのノリから、もしやと思っていたら、
やっぱりジマー一派の1人でした。
ちなみに、ハンス・ジマーは「バック・ドラフト」や「パールハーバー」などの
飛ばし系サウンドで知られる映画音楽作曲家で、
現在はドリームワークスの音楽部門も担当してます。
ジョン・パウエルを含む多くの作曲家、<ニック・グレニー=スミス「仮面の男」、
ハリー・グレグソン=ウィリアムス「アンツ」「リプレイスメント・キラー」、
マーク・マンシーナ「スピード」「コン・エアー」「ターザン」> などが参加する
メディア・ベンチャーズ(MV)の代表でもあるんですが、これに所属している人って、
ジマー色が濃すぎて誰がどの曲を描いたのか判別不可能なところが難ですねえ。
…で、映画の方はというと、まずまずでした。もうちょっと花があるともっとよかったかな。
【マクタロウ】
アクションシーンをアップばっかりで撮るな!!
最近のアクション映画全般に言えることだけどね。どうしてなのかなあ?
漫画の場合、アクションシーンは大コマ使いたくなる(それで迫力を出す)もんだけ ど、
映画はコマ(スクリーン)の大きさが一定だから、
画面いっぱいの画にして迫力を出 したいのか?(そんな訳ないと思うけど)
これでは、せっかくマット・デーモンが華麗な殺陣を
やっていたとしても、よくわか らんのよね。カットも短いし…。
お話の方はまずまず面白かっただけに、ちと残念でした。
P.S 劇場の外で「なんだか話がよくわからない内に終わっちゃったぁ。
アクショ ンは面白かったけどぉ」と、私とまったく逆のこと言ってる
オネーチャンがいました。 ま、感想は人それぞれです。
マット・デイモン=ジェイソン・ボーン
監督・ダグ・リーマン 原作・ロバート・ラドラム 音楽・ジョン・パウエル
出演・マット・デイモン/フランカ・ポテンテ/クリス・クーパー/ ブライアン・コックス
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